マリンの日記【素数大富豪】

最強の素数大富豪プレイヤーを目指す、ある競技素数大富豪プレイヤーの素数探索記。

「素数大富豪タイトルマッチ」開催告知

こんにちは、マリンです!
この記事は素数大富豪アドベントカレンダー2021https://adventar.org/calendars/6353最終日の記事です。昨日は3TKさんの記事でした。

始めにお詫びです。
私はこの記事の他に4つ枠をもらっていますが、未だ13日・15日・21日の分を書き終えておりません。リアルの都合ですぐに上げるのは難しそうなのですが、順次投稿していくのでもうしばらくお待ちください。
せめて最終日の記事だけでもと思い、順番変わりますが先に投稿させて頂きます。

さて、今年は鼎聖戦プレ大会(参考→https://graws188390.hatenablog.com/entry/2021/12/12/131313 )やはち杯など新たな大会がいくつか開催されていますが、私も来年4月に新たな大会を始めようと考えています。今回はその大会「素数大富豪タイトルマッチ」の告知記事となります。

開催のきっかけ
鼎聖戦の記事でも触れられていましたが、今年は素数大富豪トーナメントの開催が遅延しています。それに伴い、界隈全体の素数大富豪熱が少しずつ下がりつつあるのを感じていました。
人口が少ないため、素数大富豪は対戦相手を見つけるのが難しいです。その分、試合の機会を与えてくれる大会の存在はモチベーションの維持に一役買っていたと思います。その大会の継続開催が怪しい今、新たな大会が求められているのではないかと思いました。
さらに、大会参加のモチベーションを上げるため、将棋を元にして「素数段位」システムを開始(後述)しようと考えています。これはカステラさんが発表している素数大富豪レーティングと似ていますが、勝利の数のみを数える(敗北によって段位が落ちない)ため、大会に参加すればするほど段位が上がるようにする予定です。

また、現行の試合システムでは実力と関係ない運の部分で試合の勝敗が決まってしまうことも多いと感じています。
運要素は先手後手・手札の良さ・HNPに大きく分けられます。そのうち、手札やHNPの問題は(少なくともオンライン大会では)対処が難しい一方、先手後手の問題はパスを使って手番の移動をすることである程度対処可能なことがマスプライム杯や鼎聖戦などで明らかになっています。
ここでもう1つ問題となるのは、多くの大会が2~3本先取となっている関係上先後交代の試合でも1セット目(=奇数セット目)の先手が有利になってしまうことです。この問題は先取するセット数を増やすことで解決できますが、試合数が増えると大会参加のハードルが上がるという問題もあります。
そこで考えたのが、1試合偶数セットとし引き分けを導入(後述)することです。偶数セットとすることで両者の先後回数を同じにできるため、より適正な実力が測りやすくなると思われます。

大会コンセプト
素数大富豪タイトルマッチは以下のような大会とすることを考えています。

年2回開催
2つの別個の大会を年1回ずつ開くことを考えています。「素数大富豪タイトルマッチ」は2つの大会の総称であり、参加者はそれぞれの大会で別のタイトルを懸けて争います。*1

基本はオーソドックスな大会
前述の通り、最近は素数大富豪トーナメントの開催が遅れており、大会が行われていない期間が長くなっています。素数大富豪タイトルマッチはその期間を短くするのが1つの目的であるため、素数大富豪の試合形式自体は変えない方針です。
大会の流れは予選→挑戦者決定トーナメント→タイトル決定戦の順(次項参照)を予定しています。

挑戦手合制
第2期以降は前期タイトル獲得者を除いた参加者から挑戦者1人を決め(挑戦者決定戦)、前期タイトルと挑戦者の直接対決(タイトル決定戦)で次期タイトルを争います。素数大富豪「タイトルマッチ」の名称はここから取ったものです。
タイトル決定戦は挑戦者決定戦より多くの試合数*2とし、最強の2人による白熱した試合が楽しめるようになっています。
また、大会によって前期上位者や他大会のタイトル保持者の予選を免除します(詳細未定)。

なお、第1期は挑戦者決定戦で挑戦者2人を決定し、その2人でタイトル決定戦を行います。

先後交代/予選での偶数本勝負・引き分け導入
素数大富豪タイトルマッチ最大の特徴として、予選では先後を同じ回数ずつ持ち、偶数本対戦とすることです。これにより試合がより公平になり、適正な実力を測ることが期待できます。
この方法で問題となるのは両者の勝数が同数となってしまう場合ですが、この場合は引き分けとして勝敗を付けません。予選では複数人と対戦して総合的な勝率を競うため、1回の引き分けが与える影響はそれほど大きくないと考えられます。

上記のシステムは直接対決で明確に上位を定める必要がある挑戦者決定トーナメント・タイトル決定戦には向かないため、ここでは一般的な奇数本マッチの形を取ります。
その際、奇数本目の先手は予選の上位者が持つこととします。これは大会の結果として得られた順位に基づく措置なので、優遇措置として妥当だと考えられます。また、予選通過が決まってもより上位で通過することにメリットがあるため、常に緊張感のある試合が期待できます。

素数段位」システムの導入
大会そのものとは関係ないですが、大会(素数大富豪タイトルマッチ系列でない出場制限無しの大会を含める)での勝数(セット単位でカウント)やタイトル獲得実績に基づき、参加者に「素数段位」を規定します。(詳細未定)
カステラさんのレーティングに似たシステムですが、敗数による降段がないため、大会に参加すればするほど段位が上がるようになっています。段位による優遇措置などはありませんが、大会参加の1つのモチベーションとなるのではないかと考えています。
いずれ参加できる段位を絞っての大会などもやってみたいですが、現時点では未定。

総じて、既存の大会を参考にしながら少しずつ新たなことに挑戦してみようと考えています。
大会をやってみての修正等も適宜加え、誰もが楽しく参加できる大会を作って行こうと思います!

大会名・タイトル名募集
現在、素数大富豪タイトルマッチ主催の大会名が正式決定していません。
そこで、2大会分の大会名・タイトル名を募集します。大会名のみ・タイトル名のみの応募でも大丈夫です。また、大会名とタイトル名は異なっていても構いません。
何か良い案がありましたら、マリンまたは共同運営のカステラさんまでDMお願い致します。ご応募お待ちしております!

応募期限
第1大会→2022年2月末まで
第2大会→2022年8月末まで

最後に
今日は素数大富豪アドベントカレンダー最後の日ということで、来年度大会の告知をさせて頂きました。
大会概要についてはまだ準備中であるため、詳細は来年3月に発表させて頂く予定です。応募フォームは早ければ1月中に用意しますので、皆様ふるってご参加ください。

最後になりますが、共同運営を快く引き受けて頂き、大会に関して様々なアドバイスをくださったカステラさんに心よりお礼申し上げます。
それでは皆さん、2022年も素数大富豪楽しんで行きましょう!良いお年を!

*1:素数大富豪トーナメント(別個の大会として蝉王戦・雪華流星戦・HNP杯・チャレンジカップがあり、それらをまとめて「素数大富豪トーナメント」と呼ぶ)と同様の形式です。

*2:5セット先取を予定。なお予選は1試合4セット・挑戦者決定トーナメントは3セット先取予定。