マリンの日記【素数大富豪】

最強の素数大富豪プレイヤーを目指す、ある競技素数大富豪プレイヤーの素数探索記。

マスプライム杯2021 参加記録(前編)

こんにちは、マリンです!
7/17(土)、マスプライム杯2021のオンライン予選会*1が行われました。私はヤスナさん・完全数さんと対戦し、2連勝で決勝大会に進出することができました!
最近書く内容もなく、忙しいこともあってブログが放置気味です。そこで、大したことは書けませんが今回はオンライン予選会の感想記事をあげることにしました。*2

大会前にしたこと
マスプライム杯は2016~2018年に行われたMath Power杯、2019年に行われたマスパーティ杯の後継大会で、2020年から行われています。
年に一度ですが大会の規模は最大で、素数大富豪大会としては最も権威あるものと言えます。

私は昨年のマスプライム杯が初参加。その時はまだ初心者に毛が生えた程度の実力だった上、1セット目に反則負けをしてしまったこともあり、1回戦敗退となっています。
そのため、今年はリベンジしたいという思いが強く、大会に向けて色々な素数を…全然覚えていません。…言い訳じゃないんですが、リアルでは受験生なので忙しかったんです。*3
ですが、これでは締まらないので、昨年の年末から今年にかけて覚えた素数のことでも書いてみます。

昨年末以降、覚えた素数は大きく分けて以下の3種類です。(実際には他にも覚えようとしていますが、あんまり真面目にやっていないので今でもあやふやです…)
①5枚5桁・6枚6桁
②10枚10桁・10枚20桁
③my素数(ハルジオン素数・群青素数・隠し玉)
1つずつ解説していきます。

①5枚5桁・6枚6桁
主に雪華流星戦のセミファイナル・ファイナルに向けて覚えました。といっても、手を付け始めたのは昨年のかなり早い時期*4で、その延長線上として知識の定着・補充を中心に行っています。
試合中に分からない組み合わせがあったらメモしておき、それを後から調べて周りの素数(例えば、偶数を4枚使う素数だったら偶数部分を固定して奇数だけ入れ替えた素数など)と一緒に覚える、みたいなことを繰り返しました。その甲斐もあり、今では5枚5桁は不自由なく使えますし、6枚6桁も相全出し後のレパートリーには困らないくらいにはなったでしょうか。

②10枚10桁・10枚19桁・10枚20桁
昨年の年末から覚え始めた素数です。昨年は戦い方がオバケ一辺倒であり、全出し後絵札が多くてもKが少ないとあっさり負けてしまうことが多かったように思います。
そこで、全出し後に絵札が9枚以上ある時は10枚10桁→10枚19or20桁→4~5枚で勝つ流れを思い付き*5、10枚出しを重点的に覚えることにしました。

といっても、10枚10桁は5枚・6枚のようにただがむしゃらに覚えられるような代物ではありません。そこで参考にしたのがはちさんの覚え方。
https://twitter.com/82JQ7/status/1344482308544368641
この方法だと揃いやすく見つけやすい、さらに覚えやすい。この回答にヒントを得て、いくつか10枚10桁を覚えました。
覚えた形*6は、
a. (A~9)+数札1枚(6個)…揃う機会はかなり多いと思ったので、最大奇数にこだわらず全て覚えています。
b. (A~9)+数札2種2枚−数札1枚(6個)…上の回答で上げられていた形ですが、全て覚えると量が膨大になって混同すると考えたので量は少なめ。
覚えたのは数札2種が両方偶数のパターンです。
c. (A~9)+数札1種2枚−数札1枚(11個)…使う機会は基本的に相全出し後を想定しているため、多少は被る札もあると考えこの形を重点的に覚えました。*7
bの形に比べ、増やす札と減らす札の2種を覚えれば良いのが利点。確率的に少し揃いにくくなるのが難点です。

改めてまとめると、覚えたの23個しかなくてびっくりしてます。想定していたのは絵札が多い時の組み切りだけでしたが、その他にも初期手札で揃えば勝負札になったり、相手の枚数が少ない時に自分の手札を減らすのに使えたりと、万能に活躍してくれて本当に覚えて良かったと思いました。

そして切り札ですが、19桁と20桁を合わせても7個しか覚えていません。
色々*8調べてはみたのですが、あまり良い覚え方を思い付かずあやふやなものが多数。使ってるうちに覚えるかなと思っていたのですが、どちらかというとこの7つをなんとかして使うことの方が多く*9、結局定着していません…。
覚えたのは、
a. KQJJJTTTTJ/KQQQQJTTTJ…最大奇数が素数となる形。組み合わせだけ覚えれば良いから楽なのは10枚10桁と同じ。
b. KKQTJJTTJJ/KKQQQJTTJJ…6枚12桁+TTJJの形。注意点として、KKQQTJTTJJは素数ではありません。(KKQJJTQTTJが素数ですが、私も今まで忘れてました…)
c. KKQJQTTTTJ…KQJJJTTTTJと後半が一緒なので、気付いたら自然に覚えていました。
d. 9KKQQTTJJJ/9KKQQTTJQJ…19桁で覚えたのはこの2つ。形が似てて覚えやすく、全体的にバラバラなので使い勝手は良いです。

覚えた量自体はそこまで多くないですが、状況を絞ったことと10桁に揃いやすい素数を選んだことにより、場が整った時には強力な勝ち筋となりました。

③my素数
私の欠点は昔から多枚出しに弱いことにあり、それを補うためにmy素数は欲しいと以前から考えていました。
最初は人の調べたmy素数を真似するのが手っ取り早いと考えたのですが、全然頭に入りませんでした。なんていうか、気乗りしないんですよね。

という感じで長らく放置してきましたが、転機は今年の初めに突然訪れます。
https://twitter.com/Marin_PrimeQK/status/1347555805818626049
ハルジオン素数
そう、昨年の紅白以来私はYOASOBIにハマっていました。そこでふと「YOASOBIの曲名をmy素数にすれば良いんじゃない?」と思い立ちます。そして、最初に最も語呂が付けやすく使い勝手も良さそうなハルジオン(864T)を選びました!
https://youtu.be/kzdJkT4kp-A
↑せっかくなのでハルジオン宣伝します!夜に駆けるしか知らないって人、本当にもったいないですよ!

覚えたのは、
a. (864T)+1枚(5個)…864Tから始まらない68T4A/84T6-9/Kも合わせて覚えています。最小のハルジオン素数は864T3(ハルジオン3曲)。
b. 864T+2枚(10個)…6~7枚出しとして使うので、勝負札よりもラリーに使うことが主。
c.864T+絵札3~4枚(9個)…後ろに絵札を付ける形は単純に数が大きくなるほか、Aを使ってバラすこともできるため、使いやすそうと思って覚えました。
d.864Tから始まる4つ子素数(3種×4+1個)…9枚出しまでの4つ子素数(864T222x/864T9846x/864TQ789x)と単体でも素数となる864TQ789を覚えています。
どれも覚えやすい上、偶数多めで使いやすいと思ってます。

群青(94T)素数も同じ方針で探していますが、こちらはまだあまり覚えていません…ハルジオンと並ぶくらい使えるようになる日はくるのでしょうか。
https://youtu.be/Y4nEEZwckuU
↑群青も宣伝しておきます!

他の人のmy素数を覚えようとした時とは違い、頭にすっと入ってくる感覚は驚きでした。「ハルジオン素数を使いたい!」って気持ちの強さが、記憶力にまで影響を与えるのでしょうか?
ぜひ皆さんも、ハルジオン素数とは言わないので(もちろんハルジオン素数に興味があるならぜひ覚えて欲しいです!)何か思い入れのある文字列を見つけ、オリジナルのmy素数を覚えてみてください!

なお、「隠し玉」と書いたのは3TKさん対策で覚えた16~19枚出し素数のことなのですが、これについてはまた別の機会に。*10

色々な素数を覚えて準備万端、後は当日を待つだけ…!

大会観戦記
マスプライム杯、今年も見どころがたくさんありましたね!
いくつかに絞って、思ったことを書いていきます。

①試合
色々な試合がありましたが、特に盛り上がりを見せたのはタカタ先生の試合でしょうか。1戦1戦に時間がかかったり、傍から見てて何が狙いか分からなかったり、それでいて本人から解説がなかったり…そんな謎めいた「タカタシステム」ですが、チャット欄が面白いこともあって何故か目が離せない。はちさんとタカタ先生の試合、見ていたいのに自分の試合の時間がきてしまって泣く泣くYouTubeを切ったのを覚えています。
それ以外にも熱い試合がたくさん見られました。印象に残っているのはnishimuraさんvsカステラさん、ささらさんvsかいたいさん、もりしーさんvsなきゃのさんなどです。強い人同士の試合はやはり見応えがあり、短時間で見られる上に満足感も十分です。

②解説
多くの試合に解説がつくのもマスプライム杯のポイントです。オンライン対戦では手札の中身や手番中の様子が見えませんが、その時間を様々なトークで繋いでくださり、飽きることなく試合を見続けることができました。
トーク自体も面白く、参加者のプロフィールを楽しく紹介*11したり、解説同士のかけあいが見られたり*12、名言(迷言?)が生まれたり*13、言葉では語り切れません。
そして試合の解説。参加者の力量に合わせて適切な解説がなされていたと思います。素数に対する造詣も深く、またチャットから必要な情報を拾って解説に組み込む能力もさすがの一言でした。
初心者からコアなファンまで誰もが楽しめる、素晴らしい解説でした!

③マスぴよ杯
私は参加も観戦もしていませんが、マスプライム杯トーナメントと同時並行で1回戦敗退者向け企画「マスぴよ杯」が行われました。(配信はされていません)
素数大富豪の腕を競って勝者を決めるというコンセプト上、大会では敗者が付き物です。特にマスプライム杯は完全ノックアウト式なため、半数の人は1戦しただけで終わってしまいます。
そんな人達のための裏大会がこのマスぴよ杯。配信なしのゆるい環境でわいわい素数大富豪を楽しめ、素数大富豪をもっと好きになれる、そんな場が提供されていたのではないでしょうか。
Math Power杯系列の大会は素数大富豪大会としては最大規模であり、普段は素数大富豪をやらない人や初心者の皆さんも多く参加されます。そんな人達の交流の場として、マスぴよ杯は非常に良い取り組みだったと思います。

(ちなみに、私は絶対に決勝大会に進出する!という気概でマスぴよ杯には申し込みませんでした)

自戦振り返り
さて、私の試合についても触れておきましょう。
今回対戦したのはヤスナさん(1回戦)、完全数さん(2回戦)。お2人とも一緒に対戦する機会は少ないため、とてもワクワクしながら試合を迎えました。

①vsヤスナさん
1セット目は私の先手。初期手札に絵札が2枚しかなく、知ってる多枚出しもなかったため全出ししました。が、絵札があまり増えず(全出し後もわずか5枚)厳しい。
相手が4枚出しのペナルティを受け、手番が回ってきたところで山札を全回収。1枚出しに対してXで手番を取り、グロタンチェンジでXを引き戻したところではっきりと良くなりました。
その後は10枚出し2回で手札を減らし、残りも5枚・6枚・7枚と分けて組み切ることができました。
2セット目はヤスナさんの先手。相手の4枚出しに対し、今回も手札があまり良くなかったので合成数カマトト。相手の時間切れで手番が回ってきたので4枚出し3つとKKJQに分け、最後はオバケ上がりできれいに勝つことができました。
初期手札は良くなかったものの、両方とも安定感のある勝ち方をすることができて良かったです。

②vs完全数さん
1セット目は私の先手。手札は57とmy素数の94TKJQJ(正確には94TA3JQAX)に分けられる勝ち確札。考慮時間終了後、わずか10秒で勝負が決しました。上述の通り群青素数はあまり覚えていないのですが、これはKJQJ軸の二刀流に使えるため覚えており、結果としてとても気持ち良い勝ち方をすることができました!
2セット目は完全数さんの先手、初手5枚出しをしてきました。8XJTJ|X=Qや9TXJJ|X=Qがあったため応戦も視野に入るのですが、完全数さんは二刀流やブラフをしてくるイメージがあまりないので今回も合成数カマトトを選択。
相手は1枚引いて4-4に組み替えてきます。Kを使ってることから後ろは最低4枚8桁が濃厚、しかし私にはKが1枚もない。オバケを出そうにもAや7が足りず、苦肉の策ながらXを使ってKJQJを出すしかありませんでした。*14
手番は取ったものの手札はまだ20枚以上、しかも相手はかなり絵札を残している可能性が高い。時間に追われて10枚出しをするもその後は無策。次の手に窮していたところ、なんとグロタンチェンジでKを引きます!これでTTQTQKがバラして出せるようになり、しかも残りが96763!最後は引きに恵まれ、ギリギリながら勝利することができました。
結果的に勝つことができましたが、完全数さんの残り手札全てを絵札と考えていたので、Aはなくても数札で押し切れるとみて革命をした方が良かったと思います。冷静な判断ができなかったのは反省点。

③雑記
せっかくの大会試合だったので、試合中も余裕がある時はチャットをしてみました。後からYouTubeで見返したところ、結構多くの反応があって嬉しかったです。特に、ヤスナさんとの1セット目の「マリンシステム」*15では多くの被害者?が出てきてちょっと面白かった。
解説もしてもらいましたが、私の試合に限らずですがとても良かったです。ヤスナさんとの試合では右側だったのでメイン解説ではなかったのですが、2セット目のオバケ上がりしたシーンを拾ってくれたのは最高でした!
完全数さんとの試合は左側でメイン解説、私の経歴やプレイングを分かりやすく解説してくださいました。2セット目で上がり切った時には私の実力が絶賛されていて、嬉しいけどたまたまなんだよね…と少し複雑な気分になったとか。

④出した素数
f:id:MarinnoNikki:20210719201904j:plain
出した(素)数一覧をまとめてみました(以前ツイートしたのと同じです)。
群青素数や色々覚えた10枚出し、そして大好きなオバケも出すことができました!6枚12桁も間違えずに出せましたし、個人的には良い試合ができたと思っています!
ハルジオン素数やoverKKQKJを出せなかったのは残念ですね、決勝大会では出せると良いな…(両方ともヤスナさんとの1セット目ではチャンスありました)

総じて、非常に楽しく試合をさせてもらいました!決勝大会でも、楽しみつつ勝てるように頑張ります!

決勝大会進出者
さて、決勝大会ではオンライン予選会を勝ち抜いた8人が、優勝を目指してさらにハイレベルな試合を繰り広げることになるでしょう。
ここでは、進出者8名を主観を交えて*16軽く紹介しようと思います。(追記:「」内はキャッチコピー)

Aブロック勝ち上がり…OTTYさん「8QT素数で優勝を狙う」
言わずとしれた実力者で、昨年のマスプライム杯の準優勝。オンライン・オフラインの区別なく多くの大会で好成績を残されています。
全出し・overKJQJ・多枚出しなどの先駆者で、当時は何年も先を行っていると言われていたとか。
オンライン予選会ではななみさん・巨大なナメクジさんと対戦し、共にストレートで危なげなく勝利を掴まれています。個人的には、手札を増やした相手に9JTKKで勝負を挑んだ度胸に感服しています。

Bブロック勝ち上がり…はちさん「三度の飯より合成数
昨年もマスプライム杯ベスト8に進んだ強豪の一角。その他、札幌杯ライト級で優勝を果たしています。
合成数出しを多用する方で、特に「a=2b」の形の合成数を見つけるのがとにかく早い。第2期雪華流星戦では大会初となるHNC(合成数出しでの出会い)に成功し、大きく場を沸かせました。*17また、6枚出しに対する造詣の深さでも有名です。
オンライン予選会ではロベピさん、タカタ先生と対戦し、どちらも2-1で勝利を収めました。タカタ先生との対戦は50分にも及ぶ熱戦となり、前述の通り大きく盛り上がりを見せた1戦となりました。
(追記)はちさんも自戦記を書かれたのでこちらもどうぞ→https://hachi-2718.hatenablog.com/entry/2021/07/25/223501
https://hachi-2718.hatenablog.com/entry/2021/07/31/174541

Cブロック勝ち上がり…nishimuraさん「cpuの中の人」
昨年もマスプライム杯でベスト8に進んだ超強豪。第1期蝉王戦優勝を始め、やはり数多くの大会で好成績を残されています。
現環境では数少ない8-8-8・9-9-6といった組み切りのできる方で、私と戦った時もいつの間にか負けているということがよく起きます。また素数の覚え方が独特なことでも有名で、なんでこんな素数覚えてるんだろう?と思うこともしょっちゅう。
オンライン予選会では二世さん・カステラさんと対戦し、共にストレートで勝利を収めました。特にカステラさんとの試合は、ブラフを的確に決めたり、長考の末に5枚出しで上がり切ったりと、nishimuraさんが強豪たる所以をまざまざと見せつけた1戦でした。

Dブロック勝ち上がり…ささらさん「北海道のニューホープ
第1期・2期蝉王戦のベスト8。その他の大会でも追い詰められた後に際どく予選をくぐり抜けることで定評があります。(私の勝手な感想)
最近はめきめきと実力を伸ばしていて*18、昨年は1回戦敗退というところから今年は決勝大会進出を果たしました。第2期蝉王戦ではもりしーさんを、第2期雪華流星戦ではOTTYさんを、第2期HNP杯ではnishimuraさんをそれぞれ破っているため、優勝候補と言っても過言ではないでしょう。
オンライン予選会ではtsujimotterさん・かいたいさんと対戦し、2度のHNPに恵まれたこともあって共にストレートで勝利。特にかいたいさんとの試合は見ていてとても興奮させられる1戦でした。
ささらさんも自戦記を書かれているのでこちらもどうぞ→https://sasara-snkw.hatenablog.com/entry/2021/07/19/120000

Eブロック勝ち上がり…マリン「オンライン時代の申し子」
はい、私です。色々*19あって、第2期雪華流星戦優勝しました。昨年は1回戦敗退でしたが、今回は決勝大会まで辿り着くことができました!
得意戦術はoverKJQJです。過去に色々研究していたこともあり、オバケの安全圏は誰よりも早く見抜く自信があります。最近は9~10枚出し・ハルジオン素数などもよく使っています。
オンライン予選会ではヤスナさん・完全数さんと戦い、共にストレートで勝利しました。反省すべき点もありましたが、自分としては上手くやれた方ではないかと思います。この勢いで、優勝まで駆け上がりたいと思います!

Fブロック勝ち上がり…巽さん「初出場でベスト8進出」
私の全く別界隈での知り合い。素数大富豪を宣伝していたら興味を持ってくれたので、ダメ元で大会参加を打診したところ、追加募集期限のギリギリでエントリーしてくださいました。
オンライン予選会ではyokoさん・コロちゃんぬさんと戦い、共にストレートで勝利を収めました。2回ほど出会いがあったとはいえ、初参加での決勝大会進出は快挙でしょう。私としては、色んな素数大富豪のプレイングを見たり素数大富豪プレイヤーと交流したりを通して、より素数大富豪に興味を持って欲しいと思って誘っただけだったので、正直勝ち上がりは驚きました。
決勝大会ではどんな試合を見せてくれるのでしょうか。昨年の私以下の素数大富豪歴でありながら、既に4枚出しにまで手を伸ばすあたり、非常に将来有望なプレイヤーだと思っています。

Gブロック勝ち上がり…もるぴかさん「運も実力の内」
数多くの大会参加経験を持つプレイヤー。今回はその甲斐あって決勝大会進出となりました。
オンライン予選会ではしじみぷっちょさん・3TKさんと対戦し、それぞれ2-0・2-1で勝利を収めています。昨年のマスプライム杯でベスト4となった3TKさんを破ったとのことで驚きです。
実は対戦経験がほとんどなく*20、実力は掴みかねています。3TKさんを倒した方とのことで、もし当たったら敵を取るつもりで臨ませて頂きます。

Hブロック勝ち上がり…もりしーさん「優勝しかしたことない」
紹介必要なんでしょうか、Math Power杯系列大会で現在4連覇中の絶対王者です。
あらゆる方面の素数を平均以上に使いこなし、この人の苦手分野はなんだろう?と思わせる強プレイヤー。そしてMath Power杯系列大会では運に味方されることでも定評があります。*21
オンライン予選会では昨年優勝ということでシードスタート。そして、持ち前の運の良さと高い組み切り能力でなきゃのさんに2-1で勝利、今年も決勝大会へ進出しました。5連覇…させませんからね!

(軽く紹介と言ったのに全然軽くならなかった…)
こんな人達と戦うのかと思うと怖いですね。ですが、私もこの1年で大きく成長し、名立たる強豪の間でも互角に戦えるまでになりました。何より、これだけ強い方々とオフラインで会うことができるというだけでも感無量です。
自信を持って、楽しんで、そして優勝を取りにいきます!

最後に
今回はものすごい長文となってしまいました。最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
題名は「最後に」ですが、戦いはまだ終わっていません。来たるべき9/25(土)、決勝大会で悔いのないよう全力で戦ってきます!
皆さん、ぜひ応援よろしくお願いします!

さて、1つだけ自分への戒めを引用してこの記事も終わらせて頂きます。
「リアルでは受験生なので」
素数大富豪もほどほどに勉強しなきゃ…

*1:配信URLこちら→https://youtu.be/iVav71G3S3s

*2:なお、前編とありますがオンライン予選会の記事はこれ1つです。後編は決勝大会後に感想記事を書こうと思ってます!

*3:言い訳です。あなた勉強せずにずっと素数大富豪オンラインで遊んでたよね?

*4:確か昨年のマスプライム杯の少し前

*5:10枚出しを選んだのは上がり札を考慮してのこと。9→9→6~7では上がり札の難易度が高く、せっかく知ってる素数を見つけられても組み切れない可能性が高まります。その点4~5枚出しは既存の知識で対応できる範囲が広く、より少ない負担で勝ち筋を増やせると考えました。

*6:ここには載せませんが、希望があれば素数表はお渡しできるのでDMください。

*7:余談ですが、今では9枚出しの(A~9)+数札1枚−数札1枚で最大奇数が素数になる形(11個)も覚えています。

*8:具体的にはK2枚以内で作れる10枚20桁は全て

*9:Xがある場合、最大素数にこだわらなければどれかの素数を作れることはかなり多い印象です。おそらく、KKXとあった時は絵札が多くても10枚攻勢を選択することが少ないためでしょうか。

*10:と言っても、実戦でも何度か使っているためご存知の方もいるかと思います。種明かしはご遠慮ください。

*11:色々ありましたが皆さんは何が好きでしたか?私はなきゃのさんのスマホに触れる機会があったらQTJK素数のデータを全部もらおうと思います!

*12:けんさんのカマトト、楽しかったです笑笑

*13:overKJQJチャンス=おばちゃんがツボでした。私もオバケネイティブ世代と言われたからには、これからもおばちゃんを制していかないといけませんね!

*14:カマトト後のドロー順は(確か)A→7→7→K。この時点でKQJJの素因数は揃っていません。

*15:タカタシステムに対抗して言ってみただけ。本人もどんな戦術なのか分かってないです。

*16:客観的な紹介はそのうちカステラさんがしてくださるでしょう→追記:紹介記事出ました!https://graws188390.hatenablog.com/entry/2021/09/21/182021

*17:その時のはちさんのツイート→https://twitter.com/82JQ7/status/1368916417538449414

*18:ささらさんいわく、私に影響を受けたとか。私がきっかけで素数大富豪のレベルがまた1段上がったのだと思うと本当に嬉しいです!

*19:HNP多発。詳しくは過去に投稿した自戦記をご覧ください。

*20:一度だけ理科大素数大富豪同好会の活動でご一緒しましたが、その時は2人対戦ではなく4人対戦でした。

*21:なお、最近の私も相当運が良いです。これは私がもりしーさんを倒す前触れではないでしょうか?