マリンの日記【素数大富豪】

最強の素数大富豪プレイヤーを目指す、ある競技素数大富豪プレイヤーの素数探索記。

雪華流星戦自戦記① vsきのこさん

こんにちは、マリンです!
ツイッターでも予告しましたが、雪華流星戦の自戦記書いて行こうと思います!
今日はほし組初戦、vsきのこさんの記事になります。

きのこさんについて

きのこさんとは雪華流星戦以前に合計して5回、うち1回はマスプライム杯の反則負けなので実質4回対戦しています。
結果は1勝3(4)敗と負け越し。今回は私にとってマスプライム杯のリベンジ戦になります。

相全出し勝負(正確には違いますが)になったのがマスプライム杯2戦目の1回しかないため情報不足は否めませんが、その時はほとんど分からない5枚出しに苦しみました。私も少しずつ覚えてきてるとはいえ5枚出しはまだまだ苦手な部類に入るので、きのこさんに主導権を握られるのは避けたいところです。

では自戦記に入っていきます!

1戦目

初戦は私の先手で始まりました。
マ:(22355678QKX)
初期手札はこんな感じ。少し偶数が多めですが、KQKと57があるので3→3→2→3or4と組めそうです。
パッと見二刀流は見つからなかった*1のでとりあえずドロー。

マ:D{A} KQ=2^5*X|X=4
Aをドロー。KQが揃ったので予定変更して出します。

き:%
KKは揃わなかったようでパス。

マ:57[GC]
マ:8623#
運に味方されワンサイドキルに成功。まずは1勝することができました。

2戦目

2戦目も私の先手で始まりました。
マ:(A223688TTTX)
初期手札はこんな感じ。絵札は多いですが大半がT。偶数も多く組み切るのは難しいと判断、全出しを決めます。

マ:D{7} TTTA223688X7|X=8 P{A244567799JK}
7を引きますがあまり状況は変わらず。当初の予定通り全出しします。結果素数ではなくペナルティ。

き:D{?} 854233 P{??????}
全出しではなく6枚出しのペナルティ。後ろに強い素数を持っていて、HNP狙いで出したというところでしょうか。

マ:D{8} 6469
組み切るプランがなく、とりあえず知ってる4枚出し。ドローしながらラリーして上手くoverKJQJ揃わないかな、というお祈り出し。*2

き:KKJQ=2^3*A64K89
なんときのこさんがoverKJQJ。呑気に4枚出しをしている場合ではなかったようです…。

マ:D{J} %
一応ドローしましたが、手札的にKKJQ以上のオバケが揃う余地はありません。当然パス。

き:D{?} 57[GC]
き:QT523#
オバケマニア、オバケに敗北。1勝1敗、勝負の行方は最終戦にもつれこみます。

3戦目

3戦目はきのこさんの先手で始まりました。
マ:(A33599JQQKX)
初期手札はこんな感じ。絵札が5枚もあり、先手であれば色々な組み方ができそうな手札。
KKJ・KJQJ共に出すことができるので、3枚や4枚出しをされたらラリーに乗った方が良さそうです。

き:D{?} 44TA224889JJ P{????????????}
きのこさんは全出し。出会えたら15桁のししとう素数でしたが残念ながらペナルティ。

マ:D{J} AJJQQKX33599|X=2 P{A23566789QKK}
さらに絵札を引いて6枚に。組み切ることはできなかったので全出しで応じます。結果こちらもペナルティ。

き:D{?} 9648A2557
きのこさんは9枚出し。多枚出しは私の大きな弱点の一つで、そこを突かれるとひとたまりもありません。

マ:D{8} A3AKKQQQJ P{6QKX}
A3A3KQQQJと出すつもりだったのですが、うっかりしてKを1枚余分に出そうとしていました。残り5秒でそれに気付くものの、焦って3を外してしまいペナルティ。

き:%
9枚出しで押し切られたらどうしようかと思いましたが、きのこさん時間切れ。手番は私に移ります。

マ:666A
手札にQ・K・Xが全てあるのできのこさんの出せる最大の4枚素数は8JTJ止まり。知ってる4枚出しを出していけば自然に勝てると判断。

き:D{9} 8TT9=7TT*JJ P{A2455678}
きのこさんは合成数カマトト。

マ:9883
プラン続行。再び目についた4枚出しをします。

き:D{6} 8T47
今度は返してきました。8T4Xは4つ子ですね。

マ:Q9QJ
4枚7桁。Kを出すと後から回収されて負け筋になり得ると思い、Kは温存する方針を取ります。

き:D{6}%
きのこさん再び時間切れ。私の手番に移ります。

マ:353
XなしでKJQJが出せなくなってしまった*3ので3枚出しに切り替えます。

き:D{6} 66A
きのこさんも3枚3桁を返してきます。

マ:Q9J
最初KKJを崩したくないと感じましたが、少し考えればKQKでも切れるので安全に知っている形を出します。

き:D{A} TJJ
きのこさんの手札で出せる最大の3枚6桁素数

マ:KQK
き:D{9} %
予定通りKQKを出して切ります。

マ:57[GC]
マ:A2KKXX|X=K|X=K#
K4枚の利を生かして勝ち切りました。vsきのこさんは2勝1敗で白星を上げることができました。

きのこさん戦を振り返って

勝つことこそできたものの、1戦目・3戦目共に私の手札がかなり良く、ほぼ運勝ちという形での勝利となっているため、特に言うことはないでしょう。
強いて上げるなら3戦目の9枚出しは落ち着いていれば返せましたが、その場合カードの利を生かして勝ち切ることは難しく、結果論ペナルティでラッキーだったのでなんとも言えません。

反省すべきは2戦目。手札があまり強くない中、4枚出しで様子見をしたのが敗着で、見事にoverKJQJを出されて負けてしまいました。
きのこさんは全出しではなく6枚しか引けていなかったため、あそこはもう一度全出しするべきでした。そうすればKKJQにはなんらかの形を返せましたし、他の枚数出しも(返すことさえできれば)絵札の枚数で勝る私に利があったでしょう。
もっと精進が必要だなぁ、と感じました。

最後に

初めての自戦記、いかがだったでしょうか?
なるべく分かりやすく書いたつもりなのですが、読み返してみるとやや冗長で読み辛いと感じたので、今後はそこも工夫していきたいと思います。
まだまだ初心者に毛が生えた程度なので派手な素数は出せませんでしたが、こんな時期もあったなぁ、と思いながら読んで頂けると幸いです。

さて、マスプライム杯のリベンジは果たしたものの、ほぼ運だけで勝ってしまい、若干後味の悪い思いです。ですが、今日の勝利はセミファイナルへの切符を掴む第一歩となったので、そのことは素直に喜びたいと思います。

最後にお知らせです。明日11/19(木)21:00より雪華流星戦第2戦目、vsOTTYさん戦を行います!
昨日来て下さった方もそうでない方も、興味があればぜひいらして下さい!

*1:後から考えると、256=2^8→KQX|X=K→57[GC]→3と組んでいれば、合成数カマトトには57[GC]→KQX3|X=Aと上がれたみたいです。

*2:具体的にはKKTJ=3A*42358Aが揃うことを期待していました。

*3:仮にQを回収されてもきのこさんは8QTJ以上を返せないので、実際にはあまり意識する必要はなかったでしょう。